ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2014.1.11 15:21

若者論、世代論って無意味

 
昨夜、NHKで若者と年配者を議論させる
番組をやっていたが、くだらん。
飯食いながら少し見て書斎に戻った。

年配者は、昔は夢を持っていたぜ、
ガツガツしていたぜ、それに比べて
今の若者は欲がないぜなどと言っている。
まさにパターンだ。

わしが大学生の頃は、「三無主義」とか
言われていたが、今の若者も似たような
レッテルを貼られている。

バブルのときは若者にムカついたが、
今の若者は案外いい感じかもしれない。

新世代は常に新たな価値観で、
旧世代を脅かすという幻想があるが、
どの世代にも一握りの凄い奴がいるだけだ。

年配者にこそムカつく奴が膨大にいて、
わしと同世代の奴らにもムカつくし、
全部なぎ倒す日がそのうち来るだろう。
しかし、悟り世代より悟ってないな、わし。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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